R041105 山の芋掘りの真っ只中

秋も深まりつつあり、だいぶ、山の広葉樹も彩りが鮮やかになっています。窓から見える山裾では、緑の中に黄色や赤い色の葉っぱが浮きだって見えます。さらに丹波篠山盆地ではこの時期、朝霧が発生し、霧に包まれた紅葉はすごく神秘的。こんなのを見ると、世間は行楽日和で紅葉狩りなどにおでかけする人も多いかと思いますが、家に居ながら行楽気分。ここに生まれてこれたことに幸せを感じます。

昔から、我が家では11月に入ると山の芋の収穫が本番を迎えます。物心がつく前から、祖父母や両親と一緒に行楽先は畑でした。この時期は天候が良いことが多く、田園の中で、のんびり過ごした日々も懐かしい思い出です。

しかし、今は、収穫作業に追われる忙しさ。そして、ありがたいことに、その農作物を求めてくださるお客様がいらして、お届けできること、生産者としてお客さまと繋がることの喜び。レビューにて評価いただけて、「美味しかった」とか、こちらの身体まで気づかっていただけたりと、大変励みとなっております。

思えば、今の自分がこのような道を歩き、幸せな暮らしをさせてもらっているのも、この生き方を示唆してくれた人がいたからです。

恩師と田畑や農機具を残してくれたご先祖に感謝しかありません。

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