R051127 掘る掘る掘る
この時期は掘る作業の連続でして、土に埋まっている作物、主にイモ類を掘り続けます。
それぞれに違う掘り方をするのですが、どれも腰にきます。
サトイモ:スコップを使って株を周りから掘り攻めていきます。周りの土にスコップを差し込んでテコの原理で少しずつ株を浮き上がらせて、最後は株ごと引っこ抜いてしまいます。親株に子芋がたくさんついています。時に孫イモもついていて、ミッキーマウスの顔みたいになる今もあります。
サツマイモ:これもスコップで掘ります。里芋のように株の中心に集まるように育っているので、周りからスコップを差し込みます。時にはスコップで芋を切ってしまいます。
大量に作っておられるところではどのようにされているのかわかりませんが。
山の芋:この芋は非常に粘りの強いトロロ芋です。種芋から一つしか採れません。この芋もスコップで掘れるのですが、より早く掘るため、いろんな道具があります。先が鉄のヘラのような棒や、トンガみたいで先の平な鉄製の掘り道具で掘ると早いです。でも、やはり、土の中の芋がどこにあるのか分からない時は道具が芋に当たってしまい、貴重な芋に傷をつけてしまいます。さらに、大きな芋ほど当たってしまい傷がついてしまうのです。
ここまで、芋ばかりでしたが、
落花生:も掘ります。株ごと引き抜くとほとんどの豆が引っ張られて土から出てきますが、粘土質の畑では、土の中に残ってしまいます。この土に残った落花生たちをどうやって掘るのか、手作業ではなかなか、スコップもやりづらいもんです。収穫のタイミングと土の質によるのかな。